手術室(オペ室)看護師は待遇が違う?

オペ室勤務の看護師は、他の看護師と比較すると待遇は違うのでしょうか。基本的には、病棟や外来で働く看護師と、そこまで大きく変わらないというのが現状のようです。
公益社団法人 京都府看護協会

若干、給料が上がることはありますが、オペ室勤務の看護師の場合、オンコール手当てが付くことで給料が変わってくるといえます。オンコール手当てとは、ようするに、いつオペがあってもすぐに駆けつけることができるように、待機している状態のことを指します。

勤務先によって、週2回というようにオンコール制度が導入されており、このオンコール手当に加えて、手術室まで行った分の手当てが支給される仕組みとなっているのです。

ただし、大学病院や総合病院などでは、オンコール体制ではなく、交代制となっていることが多いため、給与体系はまた変わってきますが、一般病棟などで働く看護師と比較して、大きく変わるわけではないといえます。

それ以外の待遇については、病院ごとに分かれてきますが、一部の病院では特別手当が付いたり、寮などに優先して入ることができるという待遇が付いていることもあるようです。

このようにみていくと、オペ室で勤務する看護師の待遇は、特別恵まれているわけではありませんが、そもそも待遇だけが目当てで、オペ室勤務を希望しているわけではないといえます。

では、なぜオペ室での勤務を希望する人がいるのかというと、貴重な経験を積むことができるからです。外来や病棟勤務では得ることができない知識をはじめ、今後キャリアを積んでいくために必須となる経験を得ることができるため、師長などを目指す人ほどオペ室での勤務を希望するようです。
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ちなみに、オペ室での勤務といっても、診療科によって使用する器具も違えば、必要となる知識も全く異なります。また、適切な行動や判断を下せるようになるには、現場経験を多く積まなければなりません。

以上のことから、手術室での勤務を希望する看護師の待遇は、飛びぬけて良いとはいえず、それよりも、現場で働くことによって身につけることができる、経験や知識を優先している人が多いことが分かります。

保健師について

保健師になるためには、国家試験を通過する必要があります。基本的な仕事としては、地域住民への保健指導が有名ではないでしょうか。

国家試験にパスしないことには保健師にはなれませんが、医師や看護師、養護教諭などの職業の人が、保健指導や健康についてのアドバイスを行うことは禁止されていることではありません。保健師の活躍の場は、地方自治体などで働く行政保健師以外にもあります。

活躍の場は様々ですが、大きく分けると前述した「行政保健師」、企業や事業所を職場とする「産業(企業)保健師」、そして学校で生徒達の健康を守る「学校保健師」の三つに分類する事が可能です。

他にも保健師という保健にまつわるプロフェッショナルな経験を活かし、介護関係の福祉のお仕事をサポートする保健師も存在します。

保健師になるためには保健師の国家受験資格を手にする必要があり、その資格とは看護師になるための国家試験の合格です。看護師資格を持っている人が、保健師になる事ができますが、逆に考えると、看護師としても勤務する事ができるということになります。

先ほど触れた産業保健師ですが、こちらは特定の会社や事業所を職場とする保健師で、同じ会社で働く従業員達の健康をサポートする事が仕事です。

今までは健康促進や簡単な怪我や病気の手当てをする職業という意味合いが強かった産業保健師ですが、最近では従業員達のストレスを緩和するメンタルヘルスケアの役割を求められることも増えてきています。

生活習慣病対策や、メンタルヘルスケアなどを保健師が行うことによって、会社は健全に回り、生産力もアップするのです。産業保健師を求める声は近頃どんどん大きくなっていますので、未来に繋がる職業だともいえます。

学校保健師のケースでは、養護教諭の業務がメインでしょうか。保健師免許がなければ就けない仕事ではありませんが、養護教諭のスキルをアップしたいのであれば、保健師の資格は取っておいても損はないと思います。

養護教諭ではなく、私立の学校や大学などで働く保健師は養護職員という立場です。学生や教員達の健康を把握したり、時には指導をすることを求められますので、産業保健師に似た働き方になるかもしれません。

地域の健康を担う行政保健師は、保健所などで妊婦さんや乳幼児、また高齢者の福祉などを担当しています。国や自治体が提供するサービスと民間のシステム、また地域に住む人たちの間をコーディネートすることもあるでしょう。

流行する病気の対策や、病気が広がらないように尽力するのも、保健所で働く保健師の仕事の一部です。日本に住む私たちの健康を守ってくれる保健師の仕事は苦労も多いですが、大きなやりがいを感じられる仕事でもあります。

保健師が抱えるストレス

最近の日本ではストレスが社会問題になっています。どんな仕事をしていても、ストレスが全くないということはありえません。保健師もまた同様です。ストレスと日々戦っている保健師は大勢います。

たとえばせっかく保健師として働き始めたはずなのに、業務内容が事務や雑用で保健師らしい業務には触れさせてもらえない…。

このようなことも積み重なるとストレスになってしまいます。しかも上からの指令であればやりたくなくてもやらざるを得ませんし、抗議しても聞き入れてもらえないことも多いです。ストレスは溜まる一方でしょう。

行政保健師のケースでは、乳幼児を抱えるご家庭に家庭訪問をする業務がありますが、そこでのママさんとのやり取りがストレスに繋がることもあります。

近頃では虐待が増えつつあり、社会の大きな問題となっていますが、このようなトラブルが近隣から寄せられた場合に、保健師が対象の家に訪問する必要があるのです。

ですがそのような時に居留守を決め込まれてしまったり、逆に苦情を言われてしまうことは少なくなく、このような厳しい出来事が保健師のストレスとして積み重なってしまうことは少なくありません。

他にも医療施設や福祉施設で働く保健師さんたちも、ストレスとは切っても切れない関係にあるようです。保健師という職業は看護師さんと比較して、一般的な認知度は高くありません。そのため保健師の立ち位置を誤解されてしまうシーンも多く、そのことが保健師さんたちを追い詰めてしまいます。

上記のように、毎日の業務の中でストレスに苦しめられている保健師は数多くいます。このストレスを解放させるには気持ちを上手に切り替えていくしかありませんが、それでは解決できないこともあるでしょう。

このような時は転職も視野に入れてみてください。効率よく転職先を探せる、転職サイトを活用するのがオススメです。転職サイトを利用することによって、保健師がスムーズに次の仕事を見つける事ができますし、転職のプロであるスタッフが面接対策などのサポートも行ってくれます。

ぜひ転職サイトを活用して、自分らしく働ける保健師の職場を見つけてください。

保健師としての充実感を味わいたい

「保健師」と呼ばれる仕事に就いている人は、日本国内に5万人近くいます。日本にある職業の中で見ると特に多い数字ではありません。たとえば看護師と言う職業を見ると80万人ほどおり、現在休職中の看護師資格保有者の数を入れると、更に多い人数となるようです。

人数が多い=仕事の周知度、ということもありませんが、保健師という職業は余り皆が知っている職業とは言い切れないかもしれませんね。皆さんが知っている保健師というと、保健所で働いているひとか保健の先生、という印象が大きいでしょうか…。

ですが保健師というのは他にもいろいろな役割を担っています。地域の健康や福祉に関る業務など、責任の必要な仕事のひとつです。保健師の人が充実感を味わう瞬間というのは、地域の人々と直接コミュニケーションを取り、健やかに毎日を過ごすためのサポートができることだと聞きます。

これは医師や看護師、介護にまつわる仕事をする方達も同様かもしれません。ですが保健指導においては、保健師はプロフェッショナルであることを求められています。

今現在病気であったり怪我をしている人たちを治すということではなく、保健指導を持って、これから病気にかからないように、怪我をしないように、導いていくのが保健師の大切な業務です。

「病気を治した」という目に見える成果を出せるわけではありませんが、自分が関った人が、毎日元気にしているのを目にできるのはやりがいのあることだと思います。勿論地域の健康をになう行政保健師だけの話ではありません。企業で働く産業保健師や、学校の健康を守る学校保健師なども同じ思いです。

行政保健師という仕事をしているケースでは、なかなか地域の人と触れ合う機会の多くない人もいるかもしれませんし、健康促進にまつわるプランを提案するなどの、デスクワーク中心の方もいるかもしれません。

ですが、みんなの健康を見えないところでサポートしている「縁の下の力持ち」という立場も大きな充実感を味わえるはずです。

もしも今よりももっと、健康相談や指導を行いたいという場合は、転職という道もあります。転職する事で保健師としてスキルアップしたいということでしたら、ぜひ転職支援サイトを活用してみましょう。

医療施設や産業保健師の求人は非公開のものが多いですが、転職サイトに登録することによって、全国の求人を確認する事が可能です。業務内容や条件を強く意識してる場合は、転職支援サイトを利用する価値は大いにあるはずです。